ニイウスコー粉飾決算、元会長ら2人を逮捕(読売新聞)

 東証1部に上場していたシステム開発会社「ニイウスコー」(東京都中央区、民事再生手続き中)の粉飾決算問題で、横浜地検は11日、2006年6月期連結決算の売上高を約129億円水増ししたなどとして、同社元会長末貞郁夫(62)と元副会長大村紘一(68)の両容疑者を証券取引法(現・金融商品取引法)違反(有価証券報告書等の虚偽記載など)容疑で逮捕し、横浜市内の末貞容疑者の自宅などを捜索した。

 地検と証券取引等監視委員会は、05年6月期決算も粉飾した疑いが強いとみており、最終的な立件額は約200億円に上る見通し。

 発表によると、両容疑者は06年6月期連結決算で、商品のソフトウエアを帳簿上だけで売買する架空循環取引などを繰り返し、本来は約643億円だった売り上げを約772億円に水増しし、約62億円の架空利益を計上して決算を約57億円の黒字に装った虚偽の有価証券報告書を関東財務局に提出。07年8月に200億円の第三者割当増資を行った際も、この虚偽の有価証券届出書を提出した疑い。

 関係者によると、地検と監視委はこれまでに、末貞容疑者が循環取引の方法を部下に具体的に指示したメモ類などを押収。末貞、大村両容疑者が粉飾を主導した疑いが強いと判断した。

 同社が08年4月に公表した内部調査報告書では、07年6月期までの5年間に、連結売上高3457億円のうち682億円を粉飾したとされる。循環取引の最後の販売先からリース契約で商品を引き取り、代金を複数年にわたって支払うなどして損失の表面化を免れていたという。

 末貞容疑者は8日、読売新聞の取材に、「粉飾はしていないし、指示したこともない」と話していた。

 同社は1992年7月、日本アイ・ビー・エムや野村総合研究所などの出資で設立され、03年6月に東証1部に上場。内部調査を受け、決算を訂正した結果、連結で324億円の債務超過となり、08年4月に408億円の負債を抱え、子会社とともに東京地裁に民事再生法の適用を申請した。

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